糖質制限とは

糖質制限とはご飯やパン、甘い飲み物を始めとする糖質の摂取量を減らすことです。近年、糖質制限の効果について注目が集まっており、効果的なダイエット法としてメディアで取り上げられるようになりました。

脂質を減らすよりも糖質を減らした方がダイエットには効果あり

食事メニューに関して、炭水化物制限食と脂質制限食の二つのグループに分け、12週間に渡ってダイエット効果を測定した研究があります。両方のグループにいくつもの項目で効果が見られましたが、メタボの指標である、体重、グルコース・インスリン濃度に関しては炭水化物制限食のグループの方が強い効果が見られたとのことです。

さらに、これらの項目に加えて、心臓や血管などの疾患リスクなどに関しても炭水化物制限食のグループの方がより好ましい結果が得られています。

参考文献:Carbohydrate Restriction has a More Favorable Impact on the Metabolic Syndrome than a Low Fat Diet

妊娠糖尿病患者に対しての有効性

妊婦さんはホルモンの関係で血糖値が上がり易く、糖尿病を発症してしまうことがあります。

カルフォルニア大学の妊娠糖尿病患者の糖質制限の効果を調べた研究では、食事における炭水化物の割合が45%を超えるグループと42%を下回るグループに分けて実験を行っています。

結果としては、糖質摂取量が少ないグループの方が血糖値をコントロールする機能が改善され、インスリン療法の必要性が減ったという研究結果が報告されています。

参考文献:「The Effects of Carbohydrate Restriction in Patients With Diet-Controlled Gestational Diabetes」

アスリートへのリスク

これまで、科学的な根拠に基づき、糖質制限がもたらす様々なメリットをご紹介してきましたが、これはあくまで一般的な人に当てはまる健康法だと思います。現時点ではアスリートへの健康被害のリスクについて十分な研究成果は上がっていませんし、エネルギーの源であるグリコーゲンを体に蓄えるには糖質が必要になってきます。

十分な研究成果がないということもあり、ここからは個人的な経験からお話しさせて頂きます。私も過去に何度か糖質を抑えてみたことがあるのですが、体重は減りましたが、練習で力が出せないことが多かったように思えます。特に比較的長時間の運動になるとそれが顕著になりました。やはり、アスリートのパフォーマンスの向上は一般的な健康法とは切り離して考えるべきで、単に糖質制限によって体重が減少すれば良いという考え方はおすすめできません。

 

 

コメント一覧

コメントはありません

コメントする

コメントを投稿するにはアカウントを作成し、ログインしている必要があります。